リフォーム後悔ポイント その弐

前回のリフォーム後悔ポイントではキッチンのリフォームについてお話しました。
今回はバスルームの公開ポイントについてお話します!

N様邸のバスルームはクリナップのシステムバスです。
落ち着いた色にする方が多いとは思いますが、「毎日のお風呂が楽しくなるように」
ということで4年前の当時クリナップにあった、変わっているけどおしゃれなアクアの
グラデーションカラーの壁、バスとカウンターはオプションでしたが同色のアクアに。
床や鏡など全部奥様がこだわって完成したバスルームでした。

たくさんのこだわりが詰まったバスルームの後悔ポイントとは何だったんでしょうか?
一つ目は鏡だそうです。
始めの方は大きいため見やすく、座って洗うのでとても便利だったそうです。
しかし時間が経つと子どもが増え、鏡を見ることも少なくなったためここまでの
大きさではなくてもよかったと思うようになったそうです。
「縦はこの大きさで横は1/3くらいの大きさがあれば十分!私は見ないけど、
 子どもたちは毎日見るからもう少し低いとよかった。
 こんだけ大きいと掃除が・・・水垢が落ちなくなって困る!」
とのことでした。
最近では鏡をつけない方も増えているようですね。
大きければいいというものでもなかったようです。

二つ目は向きだそうです。
リフォーム当時はまだ子どもも小さく、勝手に触ることもなかったので元のお風呂と同じ
向きにされました。
大きくなり自分でシャワーを出すようになるとシャワーがこちらを向いているので、最後に
入室するとシャワーの水が脱衣室まで散って出るようです。
「大きくなったらできることが増えちゃって、自分で何でもできるんですよね。
 入って右にシャワーが来るような向きにしてもらえばよかった。けどお風呂の向きってだいたい
 この向きだよね。うちは脱衣が木で散っても吸ってくれるし拭く必要はないからそこまでは
 気にならないけど、フローリングの家は滑って頭打つ可能性もあるし危ないよね。
 そもそもシャワー出ている時に出入りすることはないからこの向きでも普通は大丈夫なのか。」
とのことでした。
人によって使い方も違うので向きに関しては難しい問題だなと感じました。

三つめは大きさだそうです。
現在お子さんが3人いるので標準の1616型では小さく、窮屈に感じるとのことです。
「リフォームする際に一つ大きいものも提案してもらっていたのに、値段のことや脱衣が狭くなる
 ことが嫌で標準のものに決めました。
 1625型にすれば将来介護が必要になった時でも問題なかったかもしれない。大は小を兼ねると
 言うけれど、その通りだと思う。大きいに越したことはなかった。」
とのことでした。将来まで見据えるのはなかなか難しいですよね。

最後の後悔ポイントは換気乾燥暖房機を付けたことだそうです。
「旦那が寒がりだから床夏シャワーと暖房機をつけたんだけど、4年で指で数えれるほどしか使っていない。
 洗濯物もお風呂場には干さないし使うことはないから換気扇だけでも良かったのかもしれない。
 冬の寒い時期の為に床夏シャワーを付けたけどそもそもクリナップのお風呂は冬でもとっても浴室が
 温い(お風呂にお湯が入っている場合)だから床夏シャワーすらもいらなかったかも(笑)」
冬でも汗をかくこともあるそうで、とても暖かいことが伝わってきました。
主婦目線でも使わないものを掃除はしないといけないのは大変だなと思いました。

「工務店さんは多くのリフォームや新築に携わっているのだから、自分だけで決めずに
 ちゃんとアドバイスを聞いておけば私の後悔ポイントはなかったかも。」と語ってくださいました。

N様に聞いた後悔ポイントいかがでしょうか。
キッチンよりも多くあって少し驚きましたが、こちらももっと伝わりやすいアドバイスの仕方や
何年経っても満足していただけるような施工をしていきたいなと改めて感じました。
これからリフォームをお考えの方だけでなく、新築を考えている方もぜひ参考にしてみてください!