SDGs 小さな一歩
「誰一人取り残さない世界」の実現に向けた、私たちの小さな一歩です。
身体にやさしい素材
私たちは、原木市場で杉や桧の原木を購入し、天日で天然乾燥しています。そうした木材や土壁・自然素材の塗料などをできるだけ使用し、有害物質を抑えた体にやさしい家造りを目指しています。
県産材を使った家造り
日本は森林大国ですが、多くの木材を輸入に頼っている現状があります。私たちは、建築材料に県産材を使用することによって、地域林業の活性化や森林の保護につなげていきたいと考えています。豊かな森を守ることは、豊かな海を守ることにもつながると考えています。
技術の継承
古くから培われてきた大工の伝統技術。匠の技を絶やすことなく後世に伝えたい。日本の風土に根差した技術と、新しく開発された技術が融合した、住み心地のよい家づくりを目指し日々研鑽しています。
私たちは、使用する材木のほとんどを原木から自社で加工しています。手間のかかる作業ですが、既製品には無い頑丈さと温もりがあります。弊社のようなやり方は、ごく少数派となってしまいました。技術を次世代へ継承すること、地域林業の振興、山の保全は、私たちの責務と考えています。
物作りを通して学ぶ
私たちは、木に触れ何かを作る体験をしていただきたいとの思いから、親子工作教室を開催しています。第1回が1994年、それから毎年開催しています。木の棒や板から、形あるものを自分で作るという作業を通して、何かを感じていただけたらと思っています。子どもたちの自由で独創的な発想に、おどろかされます。
世代を超えて愛される家造り
私たちは、何世代にも渡って住み続けることのできる家づくりを目指しています。
リフォームや修繕・補修をしながら、末永く使っていただける。そんな素敵な家を作りたいと思っています。
これから訪れる超超高齢化社会のことを考えたとき、少しでも長く自分の家で暮らしたいというニーズは、今以上に増えてくると考えています。年をとっても暮らしやすい家創りを念頭に間取りを考え、また介護保険住宅改修にも力を入れています。終の棲家をすべての人に、
いつまでも暮らすことのできる家づくりを目指して、大工・看護師・福祉住環境コーディネーターの資格をもつスタッフが協働し、意見を出し合えるフラットな職場づくりをしています。
弊社では、今まで家を建てたりリフォームをしてくださったみな様にに向け、年4回のニュースレター「大工さんだより」を発行し、リフォームやメンテナンスに関する情報を提供しています。
材木の端材の再利用
限りある森林資源を使って家をたてているのですから、建築の過程で出た端材を捨てずに利用していただけるよう、工夫しています。その一つとして弊社の趣旨にご賛同いただいたキャンパーや地域のみなさまに、薪を提供しています。ごみの減量、分別、適切な廃棄にも取り組んでいます。
パートナーシップで目標を達成しよう
ものづくりは、たくさんの人の手を通じて完成します。私たちの会社もたくさんの事業者や物流・製造卸業者など、異業種・他業種との協働によって成り立っています。よりよい住まいを提供するために、共に家づくりに携わる職人や業者と情報を日々共有し、時には勉強会を開き現代のニーズに対応できるよう取り組んでいます。
信頼できる仲間とともに、「お客様の安心と笑顔のために」をスローガンに日々前進しています。